目頭切開をした後で、ピンクの肉が不自然になってしまった方がいらっしゃいますが、どうしてそうなってしまったのかという原因を分析いたします。
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切り過ぎるとピンクの肉が出てしまう
日本人は欧米人と違い蒙古襞(目頭側にある皮膚が張っている箇所)がしっかりある方が多くいらっしゃいます。
この蒙古襞が張っていると本来目頭にあるピンクの肉の部分が皮膚で隠れて目が小さく見えます。
目が離れている場合や目が小さい場合も切開するだけで目が大きく見えるようになり、メリハリのある顔立ちになります。
また、もともと二重の方でも末広型の場合はあまり目がぱっちりという印象ではありませんが、目頭切開すると平行型の二重に近づくという効果もありより目を大きく見せることが可能です。
とても小さな箇所ですが、目頭切開するだけで顔の印象がガラリと変わってしまいます。
しかし目を大きく見せたいからといって欲張って切りすぎてしまうと内側のピンクの肉の部分が見えすぎてしまうようになり、不自然で怖い印象になってしまうので注意が必要です。
ほんの1~2ミリ切開するだけでも十分な効果があります。
目の大きさはその人その人で決まっていてそれ以上大きくすることはできませんが、目頭切開をすることによって白目や黒目が見える部分を多くしてあげるといった感じになります。
メリットは多くありますが、しっかりとデメリットも理解してから施術を受けることが重要です。
目頭切開が向いていない人もいる
目を大きく見せるのに非常に効果的な目頭切開ですが、残念ながらあまり向いていない人もいらっしゃいます。
それはもともと蒙古襞がなくピンクの肉の部分がしっかり見えている人や、蒙古襞があったとしてもそれがかなり小さい人になります。
もともと欧米人のように蒙古襞が無くピンクの肉が見えているような人は、目頭切開してもほとんど効果が無いのです。
また、目と目の間の距離が目の横幅とほぼ同じ人は目頭切開をしてしまうと目と目の距離がかなり近くなってしまうため不自然になってしまいます。
そういう場合は目頭切開以外の方法(目尻側の切開)などを検討してみましょう。
また目と目の間の距離が鼻の横幅より狭い方も、鼻が大きくみえてしまうためあまりおすすめできません。
目頭切開を行った場合は必ずダウンタイムが必要になります。
抜糸するまで約1週間ほどかかりますので、その期間中は眼帯やサングラス等で隠すなど何かしらの方法をとらねばなりません。
仕事などでダウンタイムが取れないということも大いにありますので、施術を受ける際は計画をしっかりと立ててから目頭切開に臨むことをおすすめします。
自分の顔や目をよく観察して本当に目頭切開が必要かよく検討してから施術を受けるようにしましょう。
鳥のくちばしの様になるデメリットも報告されている
目を大きく見せたくて目頭切開を受けてみたけれど、切りすぎて不自然になり鳥のくちばしの様な形になったというデメリットも報告されています。
蒙古襞で隠れていたピンクの肉がみえる部分が自然に尖った三角形になるとさほど違和感はありませんが、切りすぎて変に四角かったり丸かったり鳥のくちばしのような形になるとかなり不自然な感じが出てきます。
目頭はかなり小さい部位ですが、印象を大きく左右するため慎重に施術を行わなければならない部位になります。
人によっては形が多少不自然でも目を大きく見せる方が大事ということもあるでしょうが、他人から見た印象も少し考慮したほうがいいので、施術を受ける際には医師としっかり相談することが大切です。
目頭切開をして失敗した場合、蒙古襞をもう一度作り出す蒙古襞形成手術というものもあります。
しかし傷痕が完全に治るまでは約半年ほどかかる手術ですので、まずは失敗しないようにすることが一番重要です。
人の目の形はそれぞれ違います。
人によっては蒙古襞を全部取り除くのではなく一部残したりなどさまざまな方法がありますので目頭切開を受ける場合は、しっかりとカウンセリングを受け納得のいく方法で施術を受けることが大切です。
術後、ピンクの肉が出てしまった体験談
目頭切開を受けてピンクの肉が出すぎてしまったという方が結構多くいます。
このようにメリットだけでなくデメリットもあることをしっかり理解しなければなりません。
例えばピンクの肉が出ただけでなく左右の目の形も違ってしまったという方や、そのことで人に会いたくなくなったり外出も億劫になってしまった方もいます。
医師に希望をきちんと伝えたにも関わらず、目頭切開を行ったのがバレバレなぐらい大きく切開されてしまった方、最初はいいと思っていたけどあとからだんだん変に思えてきて後悔している方などもいるようです。
ピンクの肉の部分が見えすぎるとかなり不自然な印象になってしまいます。
まるでパンチで穴をあけたような丸い形になり失敗してしまったという方もいます。
切りすぎたため目が不自然に近くなり寄り目になってしまった場合もあるようです。
蒙古襞を再生する手術を受けたけど戻しすぎて丸い小さな目になってしまったなどという体験談もあります。
もちろん目頭切開を受けて非常に満足したという方もたくさんいらっしゃいますが、デメリットもあることを理解しないと後悔することになってしまいます。
自分には本当に目頭切開が必要かをよく考えることもとても大切です。
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目頭切開は目を大きく見せるために非常に効果的な施術です。
しかしデメリットをきちんと把握しておかないとのちのち大変なことになります。
一生後悔しないためにも、まずはしっかりとした病院選びをすることが重要になってきます。
まずは多くの症例数をこなしている医師がいる病院を選びましょう。
医師の経験が豊富でないと失敗する可能性が非常に高くなります。
技術のさらなる向上に努めている医師や患者さんからの評判のよい医師を選ぶようにしましょう。
またカウンセリング時と手術を行う医師が違うというところはやめておきましょう。
カウンセリングで話したことと食い違った施術をされてしまう危険があるので、カウンセリングから施術まで同じ医師が一貫して行う病院を選んで下さい。
またメリットだけでなくデメリットもしっかりと説明してくれる医師を選ぶことも大切です。
あとは本当に自分の顔に目頭切開が必要かをよく考えることも重要です。
自分の顔に向いているのか本当にする必要があるかをよく考慮して、それでも必要な場合は上記にあるようなしっかりとした病院と医師を選んで施術を受けるようにして下さい。
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